Church Media Japan

キリスト教会のホームページ、SNSなどのメディアを考えるサイト

教会ホームページをめぐる問題

何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。

教会のホームページを調べる中で、いくつかの大きな問題に気づきました。一つずつ説明していきたいと思います。

最も深刻な問題は、一つの教会のホームページがいくつも見つかる例です。教会名で検索してみると、同じ教団・教派、同じ教会名でいくつかの異なるホームページが出てくるのです。しかし、背景をよく考えてみると当然に起こり得ることでした。

教会によっては、牧師が定期的に変わることもあるでしょう。すでに教会のホームページがあるにも関わらず、着任した牧師が新たに一からホームページを作ったらどうでしょう。教会のホームページが複数できてしまいます。冗談のようですが、本当にあった話です。
正確な情報を伝えるホームページが複数あればまだいいのですが、中には未完成のホームページや壊れたようなホームページが残っていたりします。教会名を検索してこのページにたどり着いた人が何も得られる情報がないと感じ、そのままページを閉じてしまったとしたらどうでしょう。本当は、別に最新の情報を掲載したホームページがあるのに、世に知られる機会を失うことになります。

これは、ひとえに前任者とのコミュニケーションが不足していることが原因です。前任者から公開に必要なサーバー等の情報を得られないケースや、前任者が情報を紛失してしまっていたという事情がある場合には、ホームページを新たに作り直すこともやむを得ません。牧師の交代が頻繁であれば、そもそも誰がホームページを作ったのか分からない場合もあり得ます。
さらに、教会の中でホームページへの理解が今ひとつの場合には、教会の事業とすることを控え、牧師の個人的な出費で個人的に取り組まざるを得ないようなことも考えられます。このような事情では、後任の牧師に引き継ぐということ自体が現実的ではありません。

長く一つの教会の牧会をされている場合にも複数のホームページが出来上がる場合があります。まず着任時に、ホームページサービスに登録して一つ目のホームページを作ってみます。あまり納得したものができず、そのままにします。しばらくするとまた、ホームページの必要性を強く感じます。前回とはちがうホームページサービスに登録して、またホームページを作ります。それでも、しばらく経つと熱も冷めて、ホームページの更新も忘れ去られます。このようなことを続けているとどうなるでしょう。新しいホームページを作る前に、古いホームページを消さなければ複数のページができあがります。これも実際にあった例です。

さらに悪い事が起こります。インターネットの検索の仕組みについて一般論を言うと、古いドメイン(URL)ほど価値あるものとして、検索上位に表示される仕組みになっています。つまり、複数のホームページがあれば古いものから表示されるため、最新のホームページにたどり着く可能性が低くなります。(新しいページが頻繁に更新され、新たなホームページを訪れる人が増えれば、順位は逆転します。)

教団・教派によっては、組織で各教会のホームページを管理されている場合もあると思いますが、多くはそれぞれの教会の裁量に委ねられているのではないでしょうか。
牧師が異動する際にはホームページの情報を後任に引き継ぐ、新たにホームページを作ったら古いものは削除するなどのルールを設け、きちんと規定として明文化しておくことで、複数のホームページが生まれる事態を避けることができます。
繰り返しになりますが、ホームページを公開するということは、全世界の人々に向けて情報を発信するということです。検索などでホームページにたどり着く方が混乱しないようにする配慮が大切です。

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